れいらさんの日記

海外でゆるく生きてます。つれづれと書いていくだけの日記

資本主義として末期の韓国

日本の金融機関が一気にIT化を始めたら、いきなり何万人も失業してしまうでしょう。

銀行はAIの活用で、ものすごいリストラ準備を始めている気がする。

AIに仕事を奪われるというと、窓口や非正規が行っている計算や入力などを思い浮かべるとおもうけれど、実際には違う。

融資の審査や決済などを行っていた、ホワイトカラーでも非常に上のレベルの方の仕事がなくなってしまいます。

韓国は容赦ありません・・。
来る少子化に備えているのかもしれないけれど、、一気にITを加速し、真ん中くらいのホワイトカラーの仕事は根こそぎ無くなっています。

ブルーカラーの仕事は外国人労働者や、元気な高齢者との取り合いで、若年層→中年層の仕事の椅子は少なくなっている。

外国人や高齢者は安い給料でもすごくよく働いてくれるので、向上心や子供の教育費を抱える世代にに仕事の椅子は回ってこないでしょう。

外国人は母国ではもっと安い労働力で働かされるので、多少韓国内では安いキツイ労働であっても、我慢して耐え、短期でガボッと稼いで母国へ持ち帰る。

高齢者は、不動産.年金.子供からの仕送りなど、他にも収入ツールがある場合があり、有り余った時間で、雇ってもらえるだけでもありがたい、そして辞めない。



結果、若年層・中年層のカフェやチキン屋など地味な起業が流行ってます。
割と高学歴な人も多い。


資本論では高度に進化した資本主義社会の崩壊後に理想の社会主義国家ができると書いてあります。資本主義社会の崩壊とそれに代わる社会主義社会の成立の必然性(必要性)を主張することにあったと言えるでしょう。


 韓国大っぴらには誰もそういいませんし望んでいませんが、(隣とその隣に飲み込まれたくないので共産主義への生理的拒否反応がもんすごい・・)大きくはそういう流れに行かざるを得ない気がしています。



資本主義としては、末期の症状を体現している国家だと思います。



搾取されている若者の不公平感がいつか爆発してしまいそうで怖いです。

優秀じゃなければ愛されないか?

自分がどれだけ頑張っているか、勉強しているか、成果を上げているかを一気に話す人がいる。

”兄弟が3人以上”か、”年齢差が2つ以内に同性の兄弟”がいる人に多い気がする。

褒めてもらいたいのかな。
そうやって頑張っている事をアピールして親の愛と関心をとらなきゃ生存できなかったのかもしれない。

でも、お母さんに褒めてもらいたくて頑張っているなら、お母さんにそう話せばいいのに・・

それは友達に話してもただの自慢になってしまうから、うざいし、嫌われるというか、周りからはほんのり距離を置かれて行ってしまうと思う。


きっと本人も気づいているけど、どうしても自分を変えられないんだろう。
不安か、もしくはものすごい恐怖と戦っているのかもしれない。

だけど、私も疲れるから、ほんのり距離を置く。


なぜか私はこういうタイプに好かれやすくて、気が付くと周りに承引欲求高い人だらけになってしまう。

多分、私は承認欲求が高くないかからだと思う。
人に勝ちたいと思った事も、人に認められたいと思った事もない。

頑張らなきゃと思うときは、自分がこの先どうなりたいか、自分に勝てるか、今の自分はかっこいいか、理想の自分に近いかみたいな感覚で、どちらかというと頑張って居る事は人にばれたくない。親に認めて貰ったらうれしいけど、価値観が違う親なので、認めてくれなくても関係ない。


そんなの親どころか、友人に頑張りをアピールするとこでもないし、だから進捗を聞かれるのも大嫌い。それを頑張っても成功しても、挫折してもあなたの人生に何も関係ないでしょ?なぜ聞くんだろう・・。


人を意識した事がないので、人の活動にも興味がない。


社交的に見えて冷たい、この無関心さが相手方には心地いいのかもしれない。

興味ないので、思い切り褒める。

早くこの会話を終わらせたいし、褒めたら満足してくれるから早く終わるかなと思って。

でも、向こうの褒められたい欲求には終わりがなくて、もっともっと続けてくる。
もうほとんど、拷問の時間の無駄だ。人の時間を永遠に奪ってくる。こうなってくると縁を切るしかない。私もそこまではしたくないし、そういうとこ以外はいい人が多い。


マンマに褒めてもらえよ・・。



でも本人は本気で“”優秀じゃなければ他人からも愛されない“と思っていそう。
ひたすらアピールしてくる


かわいそうな業だ・・

新しい貧しさ

韓国はおもしろい。

昔から経済や歴史を背景にいれながらいろんな国の文化を比較するのが好きだったけれど、韓国は飽きない。

私が結婚した10年前からまた新しいフェーズに入ってきている。

“ゴリゴリに進化していくITと、下りゆく経済”である。

ITはもう外国人の私はもう当然ヒーヒーしてるけど、韓国人ですら追いつけないほどに進化している。すべてがネット上で完結し、電子マネーでやりとりする。


勉強し続けないと国にも見捨てられてしまう。


韓国は日本より遅れた国だと思っている人は本当に住んだらびっくりすると思うよ。
ITにおいては世界で最先進国ではないかしら?


日本は技術もあるし、民も優秀だけれども、日本のような既得権益集団のおじさんたちが牛耳る国では超えられない壁がある。

わが母国なので残念だけれど。
日本は私がが住んでた頃から何一つ進化してなくてびっくりするね~。役所とか銀行が特にね。

ああいう、変化や決断の遅さが、日本の害悪です。
企業も全く同じでSANYOは私が仕事していた時も本当にいい商品をつくっていたし、サムソンに負ける気はしなかった。
でも負けたんだよね。
あの頃のサムソンは本当に早く全力で走っていて、眩しかった。
上に確認を、持ち帰って検討を、って言っている間にバンバンシェアを取られていった。


でもその反面で韓国って、資本主義が進化し、進み続けていくとどうなるか
大昔の経済学者の人が机上で見えてたような世界を、どこよりも体現していっていると思う。

 

 

今日の気づきを吐き出しておこう

 

韓国はロックダウンこそしなかったけれど、コロナの影響をじわじわとうけてきて、3割くらい人の動きが減っている状態が長々と続いている。

そうなってくるとどんな業種が影響を受けるか観察しているんだけれども

面白いことに『業種』ではない。
家賃が高い、一等地の最高の場所から皆、撤退してるのである・・。

ここは大きな都市ではないので、人の流れが限定的で、商売をするならここがいいなっていう場所は本当に一握りしかない。
そこが根こそぎ空室になっていっているのである。

不思議な光景である。一等地の建物がガラガラになり、殺伐としていく。次のテナントは来ない。

こんな全く先の見通せない時期に新しく事業を起こせるのは本当に勇者様だろう。

 

それでも小さい場所は何とかか新しく事業を起こそうと思っているテナントが入ってくるんだけれどもね、多分このコロナ不況で新しく転職されてきた方、で、そういう人が始める業種っていうのが、ものすごくわかりやすくて

原価やすいもの が多い・・。

外食産業でいうと、ピザ・パン(高級志向でない)マカロン・コーヒー・ワッフル・ドーナツ

などである。

韓国はここ数年おいしいものが本当に増えてきて

おそらくは英語ができて留学をするようになった世代が主力になって外国の新しい風を入れてきた。ケーキやパンも洋食も本当に多様でおいしくなってきて
でも、そういう若い子のお店は体力がないので一瞬で消えてしまう。

おいしい創作お寿司のお店も凝りに凝った洋菓子のお店も1年でなくなってしまった。

かわりにピザ屋さんになった、ワッフル屋さんもぞくぞくできる。
こういう小麦粉でできるお店が本当に多くなってきた。
先進国になると美味しいものがどんどん増えていくとおもっていたのに、原価を下げる為、外食食産業は退化してく、、


先進しながらする退化ってありえるか?(泣)

 



これが新しい貧しさかなと思う。


マルクスさんには見えていたのだろうか