れいらさんの日記

海外でゆるく生きてます。つれづれと書いていくだけの日記

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国って本当に必要なのかな?

最近よくこう思います。

イギリスの暴動や、ウォール街のデモ

こういうデモは昔から各国にあったと思うけれど

今、わたしが脅威に思うのは

参加している人はその国の人だけじゃないかもしれないということ

ボーダーは“国”ではなくなってきている。

若者が国境を超えていく。




文化はすでにボーダレスになっています。

日本のアニメ、韓国のドラマ、アメリカの映画など。

アメリカ人だからとか、日本人だからその国の文化しか知らないわけではない

違う国で育っても、違う言語をはなしても話が通じる。

韓国などは経済の動きも似ていて、現在の状況、将来の悩みまでが一緒です。

年金や、終身雇用制神話をいまだに信じる

日本のおじさん世代と分かり合うよりははるかに簡単です。




国という縦割りの社会から、

世代や思想という横割りの社会が広がっているように感じます。

FacebookやTwitter、Skypeなどのツールが

国をまたぐコミュニケーションをより円滑にし

国を越えた若者間の交流を助長させ続けています。

“無料”で 手軽“ にしかも”リアルタイム“で 世界と繋がれる。

(こう考えると、インターネットを規制しまくる中国政府の対応が理にかなっているようにも見える)





無責任に話をひろげれば

通貨に関しても同じことを考えます。

国ごとに通貨を分ける必要があるのだろうか?と

たとえば通貨がきえて

ネットの中で使える世界共通の通貨を新しく作り出したらどうだろう。

電子マネーとかポイントカード的な物。

こういうものがあれば、円高やドル安など

いちいち “為替”に苦しむこともない。




わたしは母国の国益のために忠誠をつくす世代ではありません。

景気は物心ついた時からずっと悪かった。

失われた10年が20年になり

自分の権力にしか興味のない政治家にまかせていては

これが50年にも100年にもなるかもしれない。

勝手言って申し訳ないけれど

わたしが望んでいるのは、不景気を国が一丸となって乗り越えることではなく

いち早く景気の波とは無縁の世界で生きることです。

無謀な戦略で、国を壊滅状態まで追い込んだのは戦時中の軍部と政治家たちだった。

もっと早く手を打てば避けられたかもしれない。

一億総玉砕なんてごめんです。





いつか母国に反感を抱く分子たちが

国を超えて融合し、1つの勢力となるかもしれない

おじさま方は少し危機感を持った方がいい

若者の国家に対する帰属意識は薄まってきています。