れいらさんの日記

海外でゆるく生きてます。つれづれと書いていくだけの日記

企業のグローバル化

今日は韓国人と日本人の違いについて

日本人と韓国人の共通点は“勤勉”であることに尽きると思う。

これは本当に世界的にみても両国トップレベルだとおもう。

でも、わたしが韓国に住んでみてちょっと感じる日本人との違いや違和感が最近わかった。

勤勉の種類が違うのだ。

主な日本人は“静かに勤勉”で、韓国人は“パワフルに勤勉”

これに尽きると思う。

日本人はじーっと頑張る事が好きである。
理不尽や不合理なことがあってもじっと我慢する。
一般的に一人で静かにコツコツと物を作ったり、仕事をするのが好きである。

家電や、自動車は勿論、ネイルアートやプラモデル、漫画、歯科技工まで
“物を作る”という分野において日本より優れた国を見つけるのことはできない。


この点においては本当に誇りに思う。



ただし、作るというしんしんと頑張るという行為においては群を抜くが
なんというか、売る、稼ぐ、権力に対する執着力とういうか、
蹴落として上を目指していくという権力欲というか、そういうものに何かパッションが欠けている。(人にもよるが全体的なイメージとして)

反対に韓国人は、仕事に対して、全体的にものすごくパワフルである。
パワーがあふれている。
特に売る、客をつかむ、人に勝つ、上に立つなどという事に
学生や企業なども、戦意と情熱にあふれている。

これは最近勢いがあり熱気に沸く亜細亜の国々
(中国・インド・インドネシア・ベトナム・)というような国々とも違う
景気の問題ではない。国民性によるものだと思う。

市場にいるおばちゃん一人一人を見ても、全員が本気で売りに出てくる。
見ていると戦っているようなイメージに近いのである。

一言に“勤勉”といっても単語はいろんな性格を持つ。


日韓の狭間で生きるものとして
歴史や政治問題を無視して
ただ楽観的に言わせてもらうことが出来るならば
日韓の企業が手を合わせれば、それは誰にも敵うことができない企業に成り得るはずだと思う。
日本の技術は本当に高い。
ただ、マーケティングやセールスは韓国が何枚も上手だろう。
この不足した面を補えあえば、これから始まる中国やインドの時代にも食い込んで、生き残っていける生命力がある企業ができるはずだ。

個人的にはまた別に思いがあるけれど
ドコモとサムソン・シャープとサムスンなどの提携は今後どんどん推奨されるべきだと思っている。
これが本当のグローバル化の形であり
こういったグローバル化の波に逆らう、プライドだけが高い柔軟性のない企業は
もうまもなく沈没していくと思う。





それは誰もが知ってる大企業でも例外はないはずです。