れいらさんの日記

海外でゆるく生きてます。つれづれと書いていくだけの日記

一億総ユニクロ社会

最近、韓国語能力試験の準備で作文問題の練習をしているんですが
問題がの内容が日本語で考えても結構難しく、
無駄に考える機会が増えたので、メモに残しておきたいとおもます。



問い1
中・高等学校の制服の是非について、長所と短所を述べてから自分の考えを述べよ。




制服の長所というのはいっぱいある。
まずは、制服を着ると学生達は清潔に小奇麗に見える。
そして、両親の経済水準に関わらず、みな平等だという意識が持てる。

これはとてもいいことだと思う。

小さい頃から、社会の不平等感や、劣等感をむやみに感じずにすむだろう。

いまの子供達が私服通学だったとしたら、かわいい服が買えないから学校にいきたくないというような子供も居るだろうし、年頃の女の子が好きな男の子の前で、自分だけみすぼらしい格好でいる痛みは大人になっても消えない心の傷になりうるだろう。

買い物に行く時間や、洋服を考える時間を勉強に回せるし
両親の経済的な負担も相当に軽減される。
制服はあってしかるべきと思う。



短所をあげるとすれば、
今の制服は学生の活動に適さないとおもう。

あの年頃の子供達の活動や行動を考えれば、あのようなスーツのような堅苦しい洋服ではなくてもいいように思う。ジャージー素材のものや、ゴムスカートのほうが勉強にも適している。

また、個性や創造性を表現できる機会を小さい頃からの画一した教育で奪っていないかという疑問も残る。
あの教育の弊害で、大人になってからも個性や突出した行動が制限されていると、考えられる。
大学生の就職活動で、みな全く同じスーツと靴で揃える風景は、他国からみても異様だと感じざるを得ない。


上記を踏まえて、自分の意見を述べるとする。

ここからはだいぶ話が飛躍してしまうけれど、日本の学校の制服はユニクロにまかせてみてはどうだろう。ユニクロの洋服は本当に性能がいい。家でも洗えるし、何度洗っても型崩れしない。ヒートテックなどとあわせて、学校がオーダーしたらいいと思う。

大量注文で、また、長期の受注が確定でているのであれば、ユニクロも値段をグっと下げることが可能なはずだ。現況の制服は、高すぎると思う。


あのスーツのような制服は今も1着5万円近くするのだろうか?

ユニクロだったら、上下、1万円以下にすることは可能なはずだ。


また、そのような値段であれば、成長期の子供の体に合わせて毎年買い換えることも可能だ。

体操服も、靴もユニクロにお願いしたらいいと思う。
運動服も、現況のものは高すぎる。
デザインも性能もユニクロと比べていいところはひとつもない。


またそうなれば、ユニクロは物販による人件費や、テナント料がかからないので、現状市場価格の半額程度まで抑えることは可能だとおもう。
ならいっそ、公立学校の義務教育は小学校から税金で国から制服や体操服を支給してもいいと思う。

個性の埋没や 創造性がなくなるのが心配だったら、制服ではなく、基本的な、色や形のスカートやジーパン、Tシャツジャンパーなどは入学時にセットで渡してあげてもいいし、価格帯をそろえてカタログを作成し、この中から生徒が自由に選ぶスタイルでもいいと思う。

私は、日本を支ええるのは、家電や、自動車などの輸出の花形企業だと思っていた。
正直10年まえまで、ユニクロのような服飾産業がここまで世界で成長すると思っていなかった。

これから日本を支えていく企業になりうるならば、そういった国策によって、企業を底支えして、会社の母体の体力をあげてやれば、ブラック企業になりえもしない。
不平等ではあるが、韓国などお、国策をもって、サムソンを底支えしている状態で、またサムソンが今の韓国を牽引し、下支えしている。

日本も今後、見習うべき点もあるかと思う。


まあ、大人になってもみなユニクロを着ている今の状態を考えれば
もしこれを実行したら、(安部さん風にいえば)


一億 総 ユニクロ社会ですね・・。