隣人愛
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子供を持つ友人と会ったとき、びっくりした話を聞きました。
友人の子供の学校で栃木県の“那須”に行く遠足があり
放射能が心配で、子供を行かせなかった親御さんがいるそうです。
那須は放射能の値が少しだけ他よりも高く、若干理解できうる話でもありますが
何がびっくりしたかというと
その友人の子供の学校は、同じ栃木県内の学校なのです。
用心するに越したことはないですが、同じ栃木県内です。
一般的に考えれば、那須がダメなら、県内どこに居たってダメだと思うのですが・・
大人が必要以上に騒いでいる事で子供が被災者への差別やいじめをしたり
無用に風評被害を広げているように感じます。
もちろん政府が信頼されていないことが一番の問題です。
政府や東電は信頼を回復するために、
正確で迅速に情報を開示して国民に事実を伝えなければならない
ですが、例えそんな状態でも原発周辺以外の人が過剰に騒ぐのは“滑稽”だと思うし
被災者にも失礼だと思います
個人的には原発は大反対です。恐ろしさも承知です。
子供を持つ方の恐怖はこの上ないと思います、が
反対を声にしながら、正しく放射能を恐れながらも
品格ある行動をして頂きたいと願います
茨城の人は福島がやばいと言う。
東京の人は茨城はやばいと言う。
西日本の人は東日本はやばいと言う。
韓国の人は日本はやばいと言う。
ヨーロッパの人は東アジアはやばいと言う。
おそろしいことに
風評被害を広げているのは
自分だけは安心だと、思い込もうとしている“隣人”の心。
かくも恐ろしきは隣人愛
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